熊野正士 (57)

　2022年９月7日、「文春オンライン」と「デイリー新潮」で、公明党の熊野正士参議院議員が、知り合いの女性に対し、LINEで「今日の下着の色は？」などのみだらなメッセージを送り、性的な嫌がらせを繰り返していたと報じられ、９月7日、公明党は、大変遺憾であり、深くおわびするとコメントした。　さらに，９月８日、公明党は、参院選前に詳細を把握したうえで、選挙への影響を考慮して女性に口止めを図ったかのような記載について、口止めや隠蔽は全く事実無根だと反論した。

　デイリー新潮、文春オンラインによれば、二人が出会ったのは2019年2月で、共通の知人を介し、彼女は熊野正士を紹介され、名刺交換をしたら熊野正士からLINEが来るようになった。　しばしば連絡を取り合うようになり、出会いから1年半ほど経つと、熊野正士は毎晩のように電話をかけてきた。　そのうちに、だんだんと彼女に卑猥なことを言ってくるようになり、「いま、どんな格好をしているの？」から始まり、「オナニーしてる？」「今日の下着の色は？」「そろそろ濡れてきたのかな？」とか。

　熊野正士は徐々にエスカレートし、例えば今年3月4日には、LINEで「可愛いね、愛しのA子さん」などと送った。　さらに3月26日には、より過激な文言が送られてきた。　彼女は、「正直口にするのも憚られるようなメッセージの連続で、私との性行為を勝手に妄想したおぞましい内容でした」という。　そこには彼女を凌辱するポルノ小説さながらの記述が、これでもかと並べ立てられていた。　たとえば、熊野正士は、彼女に対し、豊満なバストと、ピンとはったヒップを、最高のスペックとほめた。　その乳房をもみもみして、乳首をちゅぱちゅぱ出来たら、最高だろうな。　ヒップは、お尻の割れ目のほうから、指を滑らせて、アナルに挨拶してから、ヴァギナに第二関節、第三関節と、奥まで挿入したい。　君のことだから、五本の指が全部埋まり、手首を挿入したフィスト・ファックができるかも。　佐伯奈々のＤＶＤも見ていたらしく、スカル・ファックもしたい。　とか。

　また、こうした電話やLINE上のセクハラのみならず、面会した際に尻を触るなどの具体的なセクハラも過去にはあったという。

　現在、体調不良のため入院しており、家族も含めて面会謝絶とのこと。　また、入院前から今回の件について弁護士に相談しており、代理人弁護士は、「知人女性の主張はあまりにも一方的で、事実経過と明らかに異なる。精神的にも極度に追い詰められた」と述べた。