| 一般形 | Ｉ ＝ Ｉ（ｉ） | Ｉ’（ｉ） ＜ ０ |
| 具体例 | Ｉ ＝ −βｉ ＋ Ｉ0 | β ＞ ０ Ｉ0 ＞ ０ |
| 投資の限界効率理論 | 投資は利子率の減少関数である |
| 加速度原理 | 投資は利子率に依存するというよりも、 ＧＤＰの増分に比例して変動する |
| ストック調整モデル | 今期望ましいとされる最適資本ストックＫ＊tと前期末の実際の資本ストックＫt-1の差、 Ｋ＊t−Ｋt-1がすべて実現されるとは考えず、その一部だけが今期実現される |
伸縮的加速子
調整費用 ＝ ある一定の設備投資をして生産能力を拡大するときに成長率を高めようとすればするほど余分にかかってくる追加的な諸経費
投資効果曲線
トービンのｑ理論 実物資産が取引される資本財市場と、金融資産が取引される金融市場（調整費用は存在しない）を、はっきり区別した
実物的な投資の世界における調整は、通常の金融資産の取引のように瞬時に金利裁定が行われる世界とは基本的に異なる
企業の市場価値と現存する企業資本ストックを現在の市場価値でそっくり買い換えたときの買い換え費用の比率
| 平均ｑ | ＝ | 株価総額＋負債総額
資本の再取得費用 |
← それから生み出される将来の配当の現在価値 ← 企業の設備の価値 |
在庫投資 原材料や仕掛品を在庫するのは、生産活動を行っていく上で、原材料や仕掛品が不足すると、生産のプロセスに混乱を来し、生産コストが高くなるから。
住宅投資 個人の効用を生み出すための投資 住宅建設
| 投資理論 | ケインズ理論 | 新古典派理論 | トービンのｑ |
| 特徴 | 新しい資本と古い資本を区別、 企業家の将来に対する規定を重視 |
新しい資本と古い資本を区別しない、 最適な資本ストックへの調整過程として投資を理解 |
主観的な評価である投資の限界効率を、 株式市場での客観的な評価に置き換えて、 ケインズ理論を発展させた |
| 投資関数 | Ｉ ＝ αＹ-1 − βｒ | Ｉ ＝ λ（ｖＹ − Ｋ） | Ｉ ＝ φ（ｑ − １） |
| 問題点 | 投資の限界効率が主観的な要因に依存 | 最適な資本から最適な投資を導出するプロセスが恣意的 | 限界のｑと平均のｑとは一般的には一致しない |