(5605A) 《同一地番内》
1 地図若しくは地図に準ずる図面又は建物所在図に誤りがあるときは，所有者その他の利害関係人は，その訂正の申出をすることができる。この場合において，土地の境界又は建物の位置若しくは形状の訂正の申出書には，土地の所在図，地積の測量図又は建物の図面を添付しなければならない。
2 建物所在図に準ずる図面に誤りがあるときは，前項の規定に準じて取り扱うものとする（準則113条）。

　同一の敷地上の他の場所に建物を曳行移転した場合の建物図面の取扱いについては，建物所在図の訂正手続（不動産登記事務取扱手続準則96条）に準じて取扱い，登記用紙の表題部にはなんらの記載を要しない（昭37.7.21民甲2076号通達）。

(5605B) 《解体移転》
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(5605C) 《曳行移転》
*（法93条の5第2項）*

(5605D) 《滅失登記》
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(5605E) 《管轄》
1 建物が甲登記所の管轄区域から乙登記所の管轄区域に移動した場合における建物の所在の変更の登記については，乙登記所が管轄登記所としてこれを取り扱うものとする。
2 前項の登記の申請が甲登記所になされた場合には，甲登記所は，乙登記所に附録第７号様式による通知書によりその旨を通知し，両登記所の登記官は，協力して当該建物の所在が変更したか否かにつき実地調査をするものとする。同項の登記の申請が乙登記所になされた場合も，同様とする。
3 前項の調査の結果，第１項の登記の申請が相当と認められるときは，甲登記所は，第４条の規定により乙登記所に関係簿書（当該申請書類を含む）を引き継ぐものとする。
4 前２項の規定は，第１項の登記を職権ですべき場合に，準用する。（準則8条1項・2項）*