(2215) 【区分建物の表示】

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正しい。
(2215A) 《一括申請》
　区分建物の表題登記の申請をする場合に，当該区分建物が属する一棟の建物に属さない区分建物を附属建物とするとき，当該附属建物とする区分建物が属する一棟の建物に属する他の区分建物の表題登記の申請を併せてしなければならない（不登法48条１項）。

正しい。
(2215B) 《分離処分可能規約》
　三つの区分建物で構成される一棟の建物に属する区分建物についての表題登記を申請する場合に，一つの区分建物についてのみ専有部分とその専有部分に係る敷地利用権の分離処分を可能とする規約を設定したとき，他の二つの区分建物についてのみ敷地権に関する事項を申請情報とすることができる（区分法22条1項但）。

誤り。
(2215C) 《土地の抵当権》
　表題登記のある建物で当該建物の敷地である土地のみに抵当権の設定の登記があるものについて敷地権付きの建物の区分の登記を申請する場合に，抵当権者が抵当権の消滅を承諾したことを証する情報が提供されたときでも，当該抵当権の登記が消滅した旨の登記は［されない］（不登法54条3項、40条）。

正しい。
(2215D) 《消滅承諾》
　抵当権の設定の登記がある建物を２個に区分する建物の区分の登記を申請する場合に，抵当権者が一方の区分建物についてのみ当該抵当権の消滅を承諾したことを証する情報が提供されたとき，もう一方の区分建物の登記記録にのみ抵当権の設定の登記が転写される（不登法54条3項、40条）。

誤り。
(2215E) 《所在地番》
　区分建物の表題登記の申請をする場合に，建築基準法に基づき交付された確認済証上，建築場所として一棟の建物が所在する土地の地番のほかその土地に隣接する土地の地番が記載されているとき，当該隣接する土地の地番を当該区分建物の所在地番として申請情報の内容と［する必要はない］。