調査士

◎

　申請情報の内容に関する次のアからオまでの記述のうち，正しいものの組合せは，後記１から５までのうち，どれか。

ア

　所有権の登記名義人が合体による登記等を書面により申請する場合において，申請書に申請人の署名があるときは，申請人は申請書に押印することを要しない。

イ

　未成年者が所有権の登記名義人である土地についてその親権者が当該未成年者を代理して分筆の登記を申請するときは，当該未成年者は申請書に押印することを要しない。

ウ

　成年被後見人が所有権の登記名義人である建物こついてその成年後見人が当該成年被後見人を代理して建物の表題部の変更の登記を申請するときは，当該成年被後見人の氏名及び住所を申請情報の内容とすることを要しない。

エ

　株式会社が所有する建物について建物表題登記を申請するときは，その代表取締役の氏名及び住所を申請情報の内容としなければならない。

オ

　株式会社が所有する建物について建物表題登記を申請する場合において，その代表取締役としてＡ及びＢが選定されているときは，代表者としてＡ又はＢのいずれかを申請情報の内容とすれば足りる。

　１　アイ　　　　　　２　アウ　　　　　　３○イオ　　　　　　４　ウエ　　　　　　５　エオ

◎	申請情報の内容に関する次のアからオまでの記述のうち，正しいものの組合せは，後記１から５までのうち，どれか。 (2704) 【申請情報の内容】 **
ア	所有権の登記名義人が合体による登記等を書面により申請する場合において，申請書に申請人の署名があるときは，申請人は申請書に押印することを要しない。誤り。 (2704A) 《記名押印》　所有権の登記名義人が合体による登記等を書面により申請する場合に，申請書に申請人の署名があるとき，申請人は申請書に押印することを［要する］（不登令16条1項）。 (2704A) 《記名押印》 ※←　申請人又はその代表者若しくは代理人は，法務省令で定める場合を除き，申請情報を記載した書面に記名押印しなければならない（不登令16条1項）。 ※←　令第16条第1項の法務省令で定める場合は，次に掲げる場合とする。 ③ 申請人が次に掲げる者のいずれにも該当せず，かつ，当該申請人又はその代表者若しくは代理人が申請書に署名した場合（前号に掲げる場合を除く）イ所有権の登記名義人（所有権に関する仮登記の登記名義人を含む）であって，次に掲げる登記を申請するもの (6) 合筆の登記，合体による登記等又は建物の合併の登記（規則47条3号イ(6)）。
イ	未成年者が所有権の登記名義人である土地についてその親権者が当該未成年者を代理して分筆の登記を申請するときは，当該未成年者は申請書に押印することを要しない。正しい。 (2704B) 《未成年者》　未成年者が所有権の登記名義人である土地についてその親権者が当該未成年者を代理して分筆の登記を申請するとき，当該未成年者は申請書に押印することを要しない（不登令16条1項）。 (2704B) 《未成年者》 ※←　親権者が記名押印をすれば足りる。（不登令16条1項）。
ウ	成年被後見人が所有権の登記名義人である建物こついてその成年後見人が当該成年被後見人を代理して建物の表題部の変更の登記を申請するときは，当該成年被後見人の氏名及び住所を申請情報の内容とすることを要しない。誤り。 (2704C) 《成年被後見人》　成年被後見人が所有権の登記名義人である建物こついてその成年後見人が当該成年被後見人を代理して建物の表題部の変更の登記を申請するとき，当該成年被後見人の氏名及び住所を申請情報の内容とすることを［要する］（不登令3条1号）。 (2704C) 《成年被後見人》 ※←　登記の申請をする場合に登記所に提供しなければならない法第18条の申請情報の内容は，次に掲げる事項とする。 ① 申請人の氏名又は名称及び住所（不登令3条1号）。
エ	株式会社が所有する建物について建物表題登記を申請するときは，その代表取締役の氏名及び住所を申請情報の内容としなければならない。誤り。 (2704D) 《代表者》　株式会社が所有する建物について建物表題登記を申請するときは，その代表取締役の氏名〈×~~及び住所~~〉を申請情報の内容としなければならない（不登令3条2号）。 (2704D) 《代表者》 ※←　登記の申請をする場合に登記所に提供しなければならない法第18条の申請情報の内容は，次に掲げる事項とする。 ② 申請人が法人であるときは，その代表者の氏名（不登令3条2号）。
オ	株式会社が所有する建物について建物表題登記を申請する場合において，その代表取締役としてＡ及びＢが選定されているときは，代表者としてＡ又はＢのいずれかを申請情報の内容とすれば足りる。正しい。 (2704E) 《代表者》　株式会社が所有する建物について建物表題登記を申請する場合において，その代表取締役としてＡ及びＢが選定されているときは，代表者としてＡ又はＢのいずれかを申請情報の内容とすれば足りる（不登令3条2号）。 (2704E) 《代表者》 ※←　いずれにも、代表権があるから。（不登令3条2号）。
	１　アイ　　　　　　２　アウ　　　　　　３○イオ　　　　　　４　ウエ　　　　　　５　エオ