調査士

◎

　地目に関する次のアからオまでの記述のうち，誤っているものの組合せは、後記１から５までのうち，どれか。

ア

　下の〔図〕のとおりガソリンスタンドとして使用されている土地の地目は，その事務所が附随的なものであるときは，当該事務所が存する部分も含めて雑種地である。

イ

　宅地に接続して設けられた屋外プールの土地の地目は，雑種地である。

ウ

　専ら給水の目的で敷設された取水口から浄水場までの水路の用に供する土地の地目は，水道用地である。

エ

　用水を利用して｢わさび｣を肥培管理する土地の地目は，田である。

オ

　耕作の方法によらずに竹木が生育する土地の地目は，原野である。

　１　アイ　　　　　２　アエ　　　　　３×イオ　　　　　４　ウエ　　　　　５　ウオ

令和１年	１	２	３	４	５	６	７	８	９	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20
平成30年	１	２	３	４	５	６	７	８	９	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20

◎	地目に関する次のアからオまでの記述のうち，誤っているものの組合せは、後記１から５までのうち，どれか。 (0105) 【地　目】　*
ア	下の〔図〕のとおりガソリンスタンドとして使用されている土地の地目は，その事務所が附随的なものであるときは，当該事務所が存する部分も含めて雑種地である。正しい。 (0105A) 《ガソリンスタンド》　下の〔図〕のとおりガソリンスタンドとして使用されている土地の地目は，その事務所が附随的なものであるときは，当該事務所が存する部分も含めて【雑種地】である（準69条7号）。 (0105A) 《ガソリンスタンド》 ※←　⑦ 遊園地，運動場，ゴルフ場又は飛行場において，一部に建物がある場合でも，建物敷地以外の土地の利用を主とし，建物はその附随的なものに過ぎないと認められるときは，その全部を一団として雑種地とする。ただし，道路，溝，堀その他により建物敷地として判然区分することができる状況にあるものは，これを区分して宅地としても差し支えない（準69条7号）。 ※←　駐車場、自動車展示販売場、ガソリンスタンド、自動車教習所、資材置場も雑種地である（表示登記教材・地目認定）。
イ	宅地に接続して設けられた屋外プールの土地の地目は，雑種地である。誤り。 (0105B) 《屋外プール》　宅地に接続して設けられた屋外プールの土地の地目は，［宅地：×雑種地］である（準69条9号）。 (0105B) 《屋外プール》 ※←　⑨ テニスコート又はプールについては，宅地に接続するものは宅地とし，その他は雑種地とする（準69条9号）。 ※←　（昭民甲）。
ウ	専ら給水の目的で敷設された取水口から浄水場までの水路の用に供する土地の地目は，水道用地である。正しい。 (0105C) 《水道用地》　専ら給水の目的で敷設された取水口から浄水場までの水路の用に供する土地の地目は，【水道用地】である（準68条15号）。 (0105C) 《水道用地》 ※←　⑮ 水道用地　専ら給水の目的で敷設する水道の水源地，貯水池，ろ水場又は水道線路に要する土地（準68条15号）。 ※←　（昭民甲）。
エ	用水を利用して｢わさび｣を肥培管理する土地の地目は，田である。正しい。 (0105D) 《田》　用水を利用して｢わさび｣を肥培管理する土地の地目は，【田】である（準68条1号）。 (0105D) 《田》 ※←　① 田　農耕地で用水を利用して耕作する土地（準68条1号）。 ※←　水稲に限らず、用水を利用して耕作していれば、蓮、ワサビ、い草を栽培している土地の地目は田である（表示登記教材・地目認定57頁）。
オ	耕作の方法によらずに竹木が生育する土地の地目は，原野である。誤り。 (0105E) 《山林》　耕作の方法によらずに竹木が生育する土地の地目は，［山林：×原野］である（準68条9号）。 (0105E) 《山林》 ※←　⑨ 山林　耕作の方法によらないで竹木の生育する土地（準68条9号）。 ※←　⑪ 原野　耕作の方法によらないで雑草，かん木類の生育する土地（準68条11号）。
	１　アイ　　　　　２　アエ　　　　　３×イオ　　　　　４　ウエ　　　　　５　ウオ