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(5224A) 《罰金の軽減》
※←　法律上刑を減軽すべき１個又は２個以上の事由があるときは，次の例による。
�C　罰金を減軽するときは，その多額及び寡額の２分の１を減ずる。（刑法68条4号）。

(5224B) 《科料の減軽》
※←　法律上刑を減軽すべき１個又は２個以上の事由があるときは，次の例による。
�E　科料を減軽するときは，その多額の２分の１を減ずる（刑法68条6号）。

(5224C) 《法律上の減軽と刑の選択》
※←　法律上刑を減軽すべき場合において，各本条に２個以上の刑名があるときは，まず適用する刑を定めて，その刑を減軽する（刑法69条）。

(5224D) 《酌量減軽の方法》
※←　犯罪の具体的な情状に照らして，法定刑の最下限を適用しても，なお重過ぎる場合には，裁判所の判断で刑を減軽し得る（刑法67条）。
※←　酌量減軽をするときも，第68条及び前条の例による（刑法71条）。
　法律上刑を減軽すべき１個又は２個以上の事由があるときは，次の例による。
�@　死刑を減軽するときは，無期の懲役若しくは禁錮又は10年以上の懲役若しくは禁錮とする。
�A　無期の懲役又は禁錮を減軽するときは，７年以上の有期の懲役又は禁錮とする。
�B　有期の懲役又は禁錮を減軽するときは，その長期及び短期の２分の１を減ずる。
�C　罰金を減軽するときは，その多額及び寡額の２分の１を減ずる。
�D　拘留を減軽するときは，その長期の２分の１を減ずる。
�E　科料を減軽するときは，その多額の２分の１を減ずる（刑法68条）。
　懲役，禁錮又は拘留を減軽することにより１日に満たない端数が生じたときは，これを切り捨てる（刑法70条）。

(5224E) 《加重減軽の順序》
※←　同時に刑を加重し，又は減軽するときは，次の順序による。
�@　再犯加重
�A　法律上の減軽
�B　併合罪の加重
�C　酌量減軽（刑法72条）